[2017年10月1日]
昔から学校教育は知育・徳育・体育という3本柱。
これに食育というのも加わるとよくわからなくなる。
どこかの小学校で,給食を無理やり食べさせて問題になっているようだ。
先日はどこかの給食で残す生徒がめっちゃ多くて,調べてみたらトンデモな業者が作っていたようだ。
そういうのは残しても仕方ないだろうが,一般には給食は残さずに食べましょうという指導をしているのだろう。
それが行き過ぎると今回のような問題となる。
我々の食べていた給食は,おそらく今の給食と比較にならないほど不味かったと思う。
幸か不幸か何でも食べられる子だったので,残すことはせず,そういう指導にひっかかったことはないが,舌のまともな子や本当に苦手なモノがある子はかわいそうだった。
ところで,知育・・・知識や知恵をつけるのは重要だ。
徳育・・・やってよいことと悪いこと,人の心についていろいろと学校で教えるのは大切。
体育・・・いろいろな体の使い方なども含めて,身体づくりは学校でやることに意義がある。
と,一応理屈は立つが,食育はどうだろう。
学校でみんなと同じものを,好き嫌いなく食べましょう?
大昔,家庭によっては満足な栄養を取る食事が出せず,学校給食こそが栄養源という時代があったかもしれない。
今時はどのご家庭でも栄養満点の食事を出しているのでは?
給食で,何か学校として指導すべき内容があるのだろうか?
おそらく先生が思い入れをし過ぎて指導がおかしくなっているのだ。
これは,給食指導だけでなく,どの指導にもいえること。
個人的な思い入れで強硬な指導をする教師がたくさんいるのだ。
マスコミで取り上げられるほど問題になっていないが,全国でそのような指導がいつも行われていると考えて間違いない。
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