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尾崎塾
富田教室

[2017年10月15日]

塾の指導方針

ウチの塾は,来られた生徒さんの将来を考えて,今やるべきことをさせる方針です。

普通は塾といえば,通えばすぐに成績が上がるようなことを期待してくるアホな生徒・保護者を餌食にして経営しているようです。

そんな発想とは全く違う方針ですのでよろしくご理解ください。

イラストを描いてみました。

img1
今,まだ土台造りが大切な生徒にはひたすら土台を造らせます。

実際の土台と同じで,土を運んで少しずつ積み上げる肉体労働的なところがあります。

1日に1ミリだけ高くなっていくので10日経っても1cm。

1か月経っても3cm?

遠目に見ると高くなったのかどうかもわかりません。

1年経っても数十センチ?

でも目指すところは10mもあるようなビル建設なのです。

早くしないと間に合わないよー


だからといって,いきなり土台もなしにビルを建てるとどうなります?


たちが悪いのは,自分はすでに土台ができていて,ビルの2階部分までできていると勘違いしている人です。

まあ,そのまま建ててもらってもいいですが,実際に完成したあとに試験で問われるのですよ。

「おたくの基礎工事はどんな風になってるの?」

どっかの住宅メーカーのように震度7に何度も耐えられます?

震度5くらいで倒壊したらカッコ悪いですよ。


入試って,ホントに基礎基本がちゃんとできているかを問われます。

先日も書いたように,名のある大学では英語の試験で英作文をさせます。

ほとんどの生徒は三単現のsがないとか冠詞が間違ってるとか,そういう減点ばかりです。

どの科目でも中学校での内容が身に着いているかどうかが最終的には決定的な学力の差となるのです。

そこを塾で演習してもらうのを基本として授業を組んでいます。


特に高校生ですが,学校の定期考査で塾を休むような意味不明の行動をしないように。

学校の定期考査はそりゃちゃんと勉強して受けたらいいです。
ですが,塾を休むということがどういうことか理解できていないと,目先の考査で塾を休んだりするのです。

さきほどの,土台造りが中断するということは・・・

img2

いつまで経っても土台が積みあがらないのですよ。
せっかく一定の傾きで土台の高さが増しているのに,考査の度に中断してしまいます。
中断ならまだいいのですが,実際は中断した分,風雨にさらされて侵食されたりして・・・

ホントにそんなイメージです。
高校の定期考査でいちいち侵食されていて,アナタどこへ行くつもり?

そういうことがないようにするためにウチの塾を選んだのではないの?

推薦入試でもない大学入試に学校の成績は関係ないです。

きっちりとした土台を造ることが入試に直結するのです。


ウチの塾でも公立中学校の生徒は,定期考査も入試に関係あるので考査対策をしています。
ところが,高校生は考査の位置づけが根本的に違うのです。
それが理解できないようだと,そもそも頭悪いということになります。

よく考えて日々を過ごしてくださいね。





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