[2010年5月31日]
国語力は本当に全ての教科の大前提だ。
たとえば先日理科の問題で反射に関するものを出題した。
問題「反射はどのようなことに役立っているのか,例をあげて説明しなさい。」
ほとんどの生徒の解答はこれだ。
「熱いやかんに手をふれて,思わず手をひっこめる。」
これで解答したと思っているのだ。
例をあげて説明しなさいと問われているのに,例をあげただけで肝心の何の役に立つかを一切書かないで平気なのだ。答えて欲しかったのは「危険から身を守ることに役立つ場合が多い。」ということなのに。
理科を教える前に,国語力を養成しないことには話にならないという話でした。
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