[2017年10月17日]
すごいニュースが飛び込んできました。
1.3億光年彼方の話。
中性子星どうしがぶつかって重力波を出しているそうな。
それを詳細に解析すると,なんと,鉄よりも重い元素が合成されている可能性が高まったとのこと。
何がすごいのかわからないくらいスゴイ話です。
私としては大問題で,いつも地学の授業で教えている内容を訂正しなければなりません。
たとえば金,銀,銅や鉛,ウランなどは超新星爆発の時にしかできないんだと教えていたのです。
ところが,それ以外にも作られることがわかったのですよ。
ちょうど先週もこんなやりとりをしたところです。
地学講師「世界体操で白井くんや村上ちゃんが金メダルと取れた理由を知ってるか?」
生徒「???」
地学講師「あれはな,過去に超新星爆発があったからなんだぞ!」
生徒「・・・・・」
地学講師「もしも超新星爆発がなかったら,金という元素はつくられていないのだから,この地球上に存在すらしなかったんだ。もしも金がなければ,金メダルが作れないじゃないか。」
生徒=失笑
微妙な会話でしたが・・・
たまにはね,このように大宇宙で壮大なことが起こっているのを考えるとよいですよ。
受験勉強やら合格・不合格やらが気になっている諸君。
その悩みがすごく小さなことのように思えて,少し気が楽になります。
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