[2017年10月21日]
こないだ某テレビを見ていて,それは違うだろと思ったこと。
選挙なので各党首がいろいろしゃべっているところを紹介するわけです。
でも,どの政党の映像も同じ時間にしないと不公平なのだそうです。
自民党の安倍さんの演説も,ほぼ議員獲得の見込みのない政党も,同じ時間なんだって。
それで,その某テレビ局は,結構偏向報道が目立つので,演説の内容をテレビ局の好きなところだけ切り取って報道するわけです。
それが平等なのでしょうか。
教育現場では児童・生徒を平等に扱わないといけません。
特定の生徒を贔屓すると「あの子だけズルい」と言われます。
そう言われないことを最大の目標として先生が指導したりします。
つまり,どの生徒に対しても何もしなければ贔屓のしようがないわけですね。
あたりさわりのない授業,指導が増えていくのです。
ウチの塾は平等ですよ。
1コマ90分。
なんと,中学1年生のハナタレ小僧も高校3年の大学受験生も同じ値段です。
そう,形だけは全く平等です。
ところが,提供する中身は全然違うわけです。
もちろん中学生と高校生では内容は異なりますが,同じ学年,同じ学校,同じ学力レベルでも別々のことをしています。
個別指導の塾が流行していますが,あんなの個別に対応できているハズありません。
教材もせいぜい松竹梅の3種類くらいで,生徒2〜3名に1名の講師が個別に横にいてるだけ。
生徒個々の本当に対応しなければならないところを見抜いて,それに個別に対応するなんてことは,普通の講師には無理です。
ウチの塾では,生徒によって,使う教材が全く違いますし,かかる教材費も異なります。
月謝が同じなのに,ある生徒にかかる教材費が3000円で他の生徒に5000円かかっていたりします。
前者の生徒が後者に対して「ズルい」と思うでしょうか。
その生徒にとって最良のものでないと意味ないですよね。
ウチの塾ではその生徒にとって最良の環境をつくることを真の平等な扱いと考えているのです。
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