[2017年11月9日]
どこかの小学校で児童の頭を黒板に打ち付ける体罰があったとか言っている。
その児童がどのように先生を怒らせたか,その内容を抜きにして,単純に,無条件に教師が悪いという論調。
こんなことを書くと非難ごうごうになるが,体罰っていつから完全に悪になったのだろう。
昔は必要悪という便利な言葉があった。
それでその児童が先生の指導に従うようになり,良い子になっていくのであれば体罰容認という考え方だ。
ただ,今回は,仮に先生の指導がすばらしくても親に言いつけてマスコミに伝わってしまった。
これでその先生はそのおかしな児童が何をやっても指導できなくなる。
まあ,ほんとに中身がわからないので何とも言えないが。
実は,ちゃんとした指導ができないので暴力に頼ってしまうというトンデモ先生も多いのだ。
そういう先生が増えてきたので,必要悪の体罰を認めてしまうとホントに児童生徒が危険になるという構図。
話が変わるが,先日ウチの塾生が,定期考査で漢字のトメ・ハネ・ハライでしっかり減点されていた。
正しく書けているものに×をつけて定期考査の点数を不当に減ずるというのは犯罪と言っても過言ではなかろう。
そのような破廉恥な指導をする先生と,熱心に指導して必要悪である体罰をしてでも正しいことを教えようとする先生を,つい比較してしまうのである。
どっちもどっちなのでしょうか?
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