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尾崎塾
富田教室

[2017年11月26日]

指導者の経歴も重要

クイーンズ駅伝はユニバーサルが優勝。

どうやらあの小出さんが指導していたらしい。

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小出義雄さんを有名にしたのはあのQちゃんだろう。

だが,そのQちゃんで有名になる前に,小出監督にお会いして話したことがある。

その時,陸上の指導者になる前は高校の先生をしていたとおっしゃっていた。

教員をすることで,指導することのイロハみたいなことを勉強されたのかもしれない。

一方で,ご本人は自身も箱根駅伝を何度も走ったアスリートだったわけ。

いくら理論武装しても,本人がある程度の競技歴を持っていないと,実際のところ選手は聞いてくれないものだ。

名選手が必ずしも名監督とはいかないが,たとえば日ハムの栗山監督は選手としての実績はイマイチ。

でも,それとてプロ野球の1軍でやっていた選手だ。

プロの世界で競技できないレベルの人間の話など,プロの選手が聞いてくれるハズがない。

そういうわけで,高校の先生になるには,必ず大学を卒業していないと指導が難しいということになる。

そして,進学校の指導となれば,ある程度の難関大学を出ていないと指導しにくいことになる。

指導者にはある程度ちゃんと勉強した経験が必要なのだ。

その上で教育学を学んできっちりと教える技術があればよき指導者となれるだろう。

とりあえず生徒は話を聞いてくれるかも。

実際のところ,今,大阪府では,国公立大はおろか,関関同立出身の先生も減ってきているとか。

近大とかならマシな方らしい。

生徒は指導者の力量で将来が大きく変わってくる。

志のある学力も高い先生が増えるためには,大阪府の教育政策の在り方を根本的に見直す必要がありそうだ。


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