[2017年11月27日]
冬のオリンピックが近づいています。
2020年には東京五輪。
スポーツ選手がメダルを取ることに人々の関心が高まります。
それで,勝った選手はきまってマスコミからこのように称えられます。
「人一倍練習しましたから」
その一方で,働き過ぎの世の中がダメだとか報道しているのです。
そんなにたくさんの人が過労死しているのでしょうか。
世界大会に出るようなアスリートはほんの一握りです。
そして,メダルを取るような人は,それなりに練習量は確保しているでしょう。
しかし,もっと練習している選手はたくさんいたはずです。
なのに,世界大会に出場もできず,体を壊して選手生命を絶たれた人もたくさんいるはずですね。
過労死した人よりたくさんいると思いますよ。
そういうわけで,過労死ラインがどうのこうの言わず,目一杯努力して働きまくる人をもっと褒めてあげていいのでは?
人一倍働いて,それが賞賛されないのはどうかと思います。
テレビのコメンテーターはわかったような意見を安全なところから吐いているだけです。
そういう評論家視点でゆとり教育というのが生まれたのかもしれません。
倒れるくらいまで勉強して何か悪いんでしょうか。
それで合格した東大生は称えられて,合格しなかった人は評価されないのですかね?
働き過ぎ,勉強のし過ぎはよくないとか言う前に,これ以上できないくらいやった経験がないと,限度そのものが見えないのでは?
10やって,やり過ぎたと感じる人もいるでしょう。
でも,本気でとことんやったら100できるかもです。
いや,1000だってできるのが人間です。
能力を使い切らないのはもったいないと思います。
逆もあるので注意です。
自分の子が1000やっているのに10しかやっていないように見ている親御さん。
あなたの目はフシ穴ですか?
1000やっている子に100000やらせようとしているようなものですよ。
親御さんがそれに気づいてあげない場合,きまってその子は病気になります。
大切なのは,みんながそれぞれの能力を最大限に発揮することです。
そういう世の中にしたいです。
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