[2017年11月29日]
この時期に限らず,いつでもよくある質問ですね。
「今からで間に合いますか?」
で,答はいつも決まっています。
「わかるわけないやん!」
そりゃ,こんなにスゴイ塾の塾長大先生だから,あなたの未来を予言できる?
いや,私よりそのへんの有能な占い師に聞いた方が当たるかもしれませんよ。
間に合うかどうか,他人に聞くという時点で,すでに自信がなく,合格する気もないのではないかと指摘しておきたい。
本気でそこに行く気なら,仮に誰が何と言おうと間に合うように頑張るしかない。
誰か,それこそ怪しい占い師に「間に合います」と言ってもらったら間に合うのですか?
まあ,その不安感はわからないでもないです。
ですが,それを間に合うと誰かに言ってもらったからと言って,何も進まないということも事実。
ウチの塾はそんな対応だが,世間にあふれるほとんどの塾さんは,おそらく違った言葉をかけてくれるでしょうね。
「はい,当塾のカリキュラムをきっちりやれば必ず間に合いますよ。一緒に頑張りましょう!v( ̄Д ̄)v イエイ」
と,やる気を出させてくれるにきまっています。
「間に合う」の一言が欲しい方は,ぜひ他塾をおススメしますよ。
一方で,そんな不安な受験生が,実際に合格した例もたくさん知っていますし,ダメだった例もたくさん知っています。
そこから言えるのは,間に合う人もいるし間に合わない人もいるというだけ。
模試の判定の意味がわかっていない人が多いのは,まさにこのことなのです。
模試の判定は,過去にそのくらいの成績だったら合格した人が多いか少ないか統計を示しているにすぎません。
それを,自分の合格可能性だと信じている人がいますね。
全く違いますよ。
過去の同じくらいの成績の人のデータです。
あなたが合格するかどうかは全くわからないというのが正しいデータの見方です。
というより,必ず合格できるように頑張るということしかないのです。
昨年,10人に1人しか合格していないと聞いて,あきらめる人は合格しません。
10人のうち1人だけあきらめなかったのです。
その一人が合格者となったのです。
他人に間に合うかどうか聞く前に,どうやったら間に合うかを考えて実行する。
それしかやることはありません。
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