[2017年11月30日]
「覚えるのが苦手です!」という人,いますよね。
ですが,特殊な病気でもない限り,何の自慢にもなりません。
知っているかどうか,知識だけで点数がもらえる問題で失点するってもったいないと思いませんか?
高校入試ではたかだか中学の教科書に載っていることしか覚えなくていいのです。
大学入試では,最近問題になっている歴史教科書で覚えることが多すぎると言われますが,それとて,覚えきれない量ではないでしょう。
覚えるのが苦手と言う人は,そもそも覚える気がないので言い訳しているだけなのです。
少なくとも,試験ではそう判断されます。
言い訳をいくらしても点数は増やしてもらえません。
じゃあ,どうすればいいか。
点数をもらうのをあきらめるか,ちゃんと覚えて点数をもらうかの2択です。
覚えるのが苦手だという人は,実際のところ,覚える気がないのです。
覚え方にはいろいろな方法があります。
基本的に,人間の脳は何度も反復して入ってきたことは覚えるようにできているのです。
だから覚えるべきことを反復して頭に入れるだけです。
その反復の回数をたとえば10回やっても覚えられない人が,どうも覚えるのが苦手だとか言い出すのです。
100回とか1000回やってから言って欲しいものです。
1000回でダメでも10000回やれば覚えるのでは?
つまり,覚えるのに必要な回数はわからないのです。
何回やればよいとかいうものではなく,覚えるまでやればいいだけ。
そう,覚え方はカンタンです。
覚えるまで頑張る。
以上。
ただ,インプットの仕方はいろいろあるので,お好みのやり方でどうぞ。
ポピュラーなのは何度も書く。
これは特に筆記する試験が課される以上,やって損はないでしょう。
赤いシートで隠して見て覚えるのも有効ですよ。
あと,英語などは聞いて覚える。
単語など,発音できないのに覚えられるはずがありません。
ですが,おそらく9割の生徒は音なしで覚えているようです。
そりゃ英語ができるようになるはずないです。
蛍光ペンで重要なところを塗る人もいますね。
よくわかりませんが,それで覚えられるのならどうぞ。
年号などは語呂合わせも有効かもしれません。
何か,ストーリー仕立てで,いろいろ関連付けて覚える記憶術みたいなのもアリでしょう。
いずれにしても,そういう覚え方をいろいろと駆使して,楽しんで覚えるのがコツですね。
それを何万回か繰り返すうちに身に付いていくのです。
10回や20回ではどんなやり方でも覚えられませんよ。
たいていの人は覚えるのが苦手なのではなく,覚えるまでやっていないというだけなのです。
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