[2018年1月28日]
冬期講習を受けた塾生のVもしが返ってきました。
何度も何度も繰り返し言ってますが,一喜一憂しないよーに!
塾生全体の平均として2.7ポイントのアップです。
偏差値がこれくらい上がると,志望校のランクが1つ上がるくらいのイメージです。
ですが,個人の偏差値は6〜7も上がった人もいれば1〜2という人もいます。
平均すると2.7の上昇なのです。
このことの意味をちゃんと理解してください。
実際に学力,実力は個人を対象に見たときにそこまで精度よく測れないのです。
たまたま得意分野が出題されたとか,苦手なところで時間を食い過ぎたとかがよくあります。
前回にたまたま運悪く,今回は幸運だったら個人の偏差値はすごく上昇します。
逆に,前回絶好調で今回たまたま不運が重なったとか体調が悪かったとかで結構低く出たりもするのです。
グラフは講習を受けたすべての塾生のものです。
なんと,偏差値が下がっている人が3人もいます。
そういうものです。
つまり,個人の偏差値は仮に実力が上がっていても低く出る場合があるのです。
実際,下がったように見える人も,たとえば夏前の偏差値からすると上昇しています。
たった1回の模試で,正確な学力は測定しきれないのです。
一方,塾生全体の平均値には非常に意味があります。
個々に見れば上がった人も下がった人もいるのです。
それは個々のたまたまの運なのです。
ですが,多くの人のデータを平均するということは,たまたま運がいいとか悪いとかの不確定要素を相殺することになるのです。
たまたま良いとたまたま悪いがほぼ同数と仮定すると,結局差し引き実質の変化が浮かび上がるのです。
それが全体として2.7の上昇です。
つまり,すべての塾生は,ほぼ同じように冬期講習を過ごしたわけですから,およそ偏差値で2.7上昇分の学力アップをしているのです。
今回下がったり,あまり伸びていないように見える人もおそらく,さぼっていなかったのですから,それくらい実力アップしているのですよ。
逆に,6とか7とか上昇したように見える人は気を引き締めてください。
この冬期講習の時期に偏差値が2〜3も上昇するのは,相当にすごい頑張りです。
なぜなら,他の中3生も,さすがにこの冬は今まで以上に頑張っているはずだから。
そういう人たちより,さらに学力アップしたのは,良質の教材でたくさん演習できたからでしょう。
まだ,入試まで日があります。
毎日をしっかりと過ごして合格通知をもらえるよう頑張りましょう。
ですが,2月の受講予定をまだ出していない奴が多数・・・
指導する準備しなくていいのかなー?
塾としては楽ちんでうれしいなー
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