[2018年2月10日]
「大学が壊れる」という見出しで週刊東洋経済が書いている記事。
2018年問題という大問題がありまして,18歳人口が今年から一気に減っていくんです。
この件について詳しいことは,これもメルマガに書いています。
ナイショ話
それで,学生の集まらない大学は,当然ながら潰れていくという話。
まあ,実力のない大学がなくなっていくのは当然として,もっと問題だと思うのは大学の中身の方です。
国公立大でも研究費が非常に少なくて,まともな研究ができないと言います。
それに,5年連続で雇用すると正社員にするというルールを作ったものだから,逆に5年以内に雇止めということが多発していくようです。
大学の先生も将来の身分の保障がないと,ゆっくり腰をすえて良い教育と良い研究ができないでしょう。
学生が減り,生き残った大学も中身がたいしたことないという最悪の状態になっていこうといています。
ちょっと前にSNSなどで紛糾していましたが,科研費よりも多くのお金を老人の学びなおしに費やすという案がありました。
正直,もうすぐ死んでいく人の趣味にお金をかけるのなら,これからの人の未来のための研究にお金をかけた方がいいと思いますね。
こういう正直なことを書くと炎上するんですね。
まあ,でも,これからの社会をつくっていくのは今の子供たちです。
子供たちへの教育にこそもっとお金,手間ひまをかけてしかるべきだと思います。
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