[2018年2月13日]
連日オリンピックの話で恐縮ですが,常々スポーツと勉強が似ていると思っているのでつい比較してしまいます。
なんとなくですが,金メダル・銀メダル・銅メダルを京大・阪大・神戸大みたいに対比してしまいます。
で,メダルが取れなかったからダメということではないのです。
五輪は参加することに意義があるというように,受験に挑戦することや,精一杯やった結果に意味があるとも言えそうです。
で,努力したことが,必ずしも確実に報われるわけでもありません。
さらに,自己ベストを出したからといっても,他の人がそれを上回る出来の場合もあります。
あれこれ考えれば考えるほど,ほんとにスポーツと勉強,五輪と入試が似ていると思えてきます。
結局,自己ベストを伸ばすように考えてやるしかないのです。
そして,試合・試験でそれが発揮できるように頑張る。
それに尽きます。
とても大事な考え方を書いときます。
本気でいくら頑張っても,自己ベストがいつも出るとは限らないということです。
入試の過去問をやったとしましょう。
英数国の3科目の入試で,過去5年分解いたとしましょう。
英語85,67,76,77,83
数学56,65,66,78,76
国語87,65,72,78,57
7割がボーダーラインなら合格しそうですよね。
ですが,現実は甘くないのです。
みんなこう考えます。
今までで一番集中して頑張るのだから自己ベストくらいが出せるはずだと。
つまり英語85,数学78,国語87みたいな点数が取れると思って受験してしまうのです。
実際は上記のような実力だと7割ぎりぎりでしょうね。
自己ベストってなかなか出せないんです。
入試に確実に合格したいのなら,過去問をやって,平均値が少なくともボーダーより1割高くなる程度に力をつけておくべきです。
それが目安です。
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