[2010年6月7日]
文化審議会総会が一般社会における漢字使用の新たな「目安」となる改定常用漢字表を文部科学相に答申した。
196字追加されるが,その字の中に意外なものも多い。
常用漢字って何だ?
漢字の試験に出るやつ。
試験の範囲を決めないと,無限に覚えなくてはならないから制限しているとも考えられるが,日常によく使う漢字はすべて常用漢字だろうに。
理科用語なども,特に中学校の教科書にはひらがなばかりで出てくるので,かえってわかりにくい。もっと自由に漢字を使う方がよい。
うちの塾では,たいていいつも漢字の演習はかかさずやらせている。こういう言語の基礎は非常に大切だ。毎日少しずつでも積み上げていけば,1年後2年後には大きな差となる。
覚えられる年代の生徒にかえって覚える制限をするのはよくない。どんどん覚えさせればよい。
という私も,最近はパソコンや携帯に漢字を表示されるのを「選ぶ」ことが多く,自分で書けない漢字が増えている。先日漢検2級の問題をやってみたが,読みはほぼパーフェクトなのに,書くのはかなり間違った。生徒にさせているドリルを自分もやろうと思う今日この頃。
にほんブログ村