[2018年3月11日]
7年たちました。
この写真は,震災直後の4月に現地に行って撮影しました。
よく見ると,奇跡の一本松が写っています。
まだ枯れずに生きている時の・・・
その後,2度ここを訪れましたが,一本松は樹脂製のレプリカになり,町は盛り土されてもとの風景を想像しにくくなってきました。
一方で,まだまだ当時の惨状を示す遺構もあちこちに残っています。
今春,大学に合格してヒマな諸君や,大学生たちにお願いがあります。
一度,東北の沿岸部を見て来てください。
今後の人生において,大切なものを持っているかどうか。
そういう違いができると思います。
このブログを読んでいる教育関係者の方。
東北の被災地を見に行ったことのない人は必ず行くべきです。
そうでなければ何も語る資格がありません。
単なるお遊びの修学旅行をするのなら,ぜひ生徒を東北へ連れて行ってあげてください。
テレビで見てわかったつもりになるのが最も危険です。
自分の目で確かめてください。
明日が入試の人。
平和に入試が受けられることが,どれだけ幸せなことか。
その気持ちがない人は,たとえ合格しても何の価値もないと思います。
幸せを感じつつ,全力を尽くしましょう。
入試に全力を尽くせるなんていうのはこの世で一番の贅沢ですよ。
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