[2018年4月5日]
まだ野球をやったことない中学生が,甲子園に出たいという。
間に合うでしょうか?
高校まで野球をやったことない人が,プロ野球選手になりたいという。
間に合うかな?
いくら可能性はゼロではないとはいえ,やったことないものを今からはじめるのだから,上達するのには相当時間がかかるはず。
それくらいわからないとダメですよね。
まだちゃんと勉強したことない高校生が,東大に入りたい?
現役合格には間に合わないでしょう。
でも安心してください。
入試は毎年やってますから,死ぬまでに間に合えばOK?
ですが,一生かかっても届かない人の方が多いです。
小学校からずーっと東大めざして頑張っても合格できない人の方が多いのです。
それが,高校からめざしてカンタンに合格できると思う神経がイカレテますね。
少年野球で抜きんでた成績で,甲子園に出場しても,プロに行けるのはほんの一握りです。
高校から野球をはじめてプロになれるなんて,それまで懸命にやっている選手に失礼でしょう。
野球も勉強も同じなのです。
いくら頑張っても無理というレベルがあって,そのレベルには一生かかっても到達できない可能性があります。
精一杯やって,届かないレベルがあるというのが現実。
それがわからないというのも実力のなさです。
「間に合うでしょうか?」の前に「届くでしょうか?」があるのです。
届かないレベルのところには,絶対に間に合いませんね。
届くかどうかも微妙な面がありますが,超ポジティブなウチの塾でさえ難しいと思われる志望をしている塾生が何人もいますよ。
ウチの塾は不可能を可能にする塾ではありません。
可能性を信じて精一杯やる塾です。
ウチの塾で伸びたところが最高到達点だと考えられます。
それでも到達しなかったら仕方ないのです。
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