[2018年4月28日]
先日も書いたが,国公立大に行きたいという「動機」が「ビンボー」だからというのでは,まず合格できない。
お金がない心配の前に学力がない心配をしないといけないのだ。
先日のサンデー毎日で,近隣の高校からどれくらいの生徒が行ってるか拾ってみる。
カウントする国公立大は京大,阪大,神大,そして大阪市立大,大阪府立大,兵庫県立大。さらに,京都工芸繊維大の合計。
まず,茨木高校だとこれらの大学の合計は138。
それで,
千里 64
春日丘74
三島 15
槻の木 7
山田 3
高槻北 2
芥川 0
だいたい卒生は300名以上いるわけです。
すると三島や槻の木で関西圏の国公立大というのはたいへん難しいと言わざるをえません。
千里高校や春日丘高校の生徒でも4〜5名に一人しか行けないのです。
一方で,ウチの塾的にはそれを不可能と言っているのではないですよ。
行きたいのなら,それ相応のことをしないとダメと言っているのです。
中学までに学力をつけていないから今の高校に行っているのです。
それで,今までどおり,ロクに勉強もせず,部活も楽しんで行けるとでも思っているのでしょうか?
今まで,しっかり頑張ってきた人でも,なかなか到達できないところなのです。
軽い気持ちで志望しないで欲しいのです。
特に,お金がないという理由などでは,絶対と言っていいほど無理です。
あなたの家よりお金のない家は世の中たくさんありますよ。
お金のない競争をするのではないのです。
誰もが行きたい大学ですから,学力の競争をするのですよ。
よく考えて志望してください。
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