[2018年5月28日]
よく,何のために勉強してるのか聞くと答えられない人がいます。
まず,それがわからないことには,学力はついていきません。
間違いなく言えることは,それが将来につながるということ。
それを信じられるかどうかで人生が変わってきます。
何でもいいから,興味のあることから勉強すればいいのです。
それは必ず将来につながります。
たとえば,空を見て,雲に興味を持ったとしましょう。
もちろん,理科の授業でもくわしく教わりますが,今は気象庁のHPでも個人のHPでも,雲に関する勉強ができます。
また,図書館で雲の図鑑などを見てもよいでしょう。
すると,雲の写真を撮りたくなったりして,写真の勉強をはじめるかもしれません。
鉄道大好きな人もそうですね。
撮り鉄といって,鉄道写真を撮る人が,塾の前にいつもいます。
車好きな人はどうでしょう。
機械工学を勉強して自動車を開発する人になるかもです。
最近多いのは,ゲームばかりに興味がある人たち。
それで,ゲーム関係の仕事に就きたいと言い出すことがあります。
まあ,それでもいいですが,相当優秀な人でないとそれで飯食えるようにはならないという覚悟は必要です。
野球が好きでも,なかなかプロ野球選手になれないのと同じです。
ですが,大学の野球部出身くらいになれば,スポーツ関連の仕事に就くことはできるかもしれません。
それはそれで,将来につながったと言えるのではないでしょうか。
小さいころ,昆虫が好きだったけれど,小学校で星を習ってから天文に興味を持ち,大学では地球科学を勉強した私は,結局理科の先生になりました。
まったく興味のない分野を仕事にするとツライと思います。
自分は何をしているときにご機嫌なのか,よく考えて進路を考えてみてください。
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