[2018年6月1日]
どうやら今日から就活面接解禁とのことですね。
でも,5月以前にも就活スーツを着た学生さんがかなりウロウロしていました。
会社説明会とかはすでに実施されているんですから,今日からスタートというわけではなさそうです。
形式的には今日がスタートですが,すでに内々定をもらってる人も多いのでは?
会社に入るのも大学に入るのも,実は同じことだとお気づきですか?
会社だと,学力試験というよりは面接などの対策が必要と思われますか?
大学入試でも面接があったりしますね。
しかし,形式的な対策をして行っても,合格する人はどうやっても合格するし,しない人はしないのです。
要するに,会社なら,「この学生はぜひウチの会社に来て欲しい」と思ってもらえたら合格です。
大学も全く同じで,「この受験生はぜひウチの大学に来て欲しい」と思ってもらえたらいいのです。
つまり,大学も就職も,対策というのは小手先のものではなく,「欲しい」と思ってもらえる自分をつくるということに尽きるのです。
今日は高卒生の物理の授業でそういう話をしました。
せっかく浪人したのだから,1年かけてぜひ大学に来て欲しいと言ってもらえるような自分になればいいのです。
で,具体的には物理を根本からしっかり理解できている自分をつくればよいという話になります。
「仕事」とは何か,「位置エネルギー」とは何かという問に,ちゃんと答えられるようになればよいだけです。
実際のところ,これらの問に答えられる受験生は100人に1人もいません。
だったら,それができるというだけで,ぜひウチの大学に欲しいとなりやすいのです。
難関大になればなるほど基礎基本がしっかりわかっている人を求めています。
いたずらに難問題をやるのではなく,基礎基本を熟知して取り組むことが重要なのです。
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