[2018年6月4日]
中学3年生はそろそろ私立高校選びも考えましょう。
たいていは秋から冬になって突然考え始めます。
あるいは,その時に,みんなが行くからとか先生が勧めるからという理由で,安易に決めてしまうのです。
だって,ほとんどの人が公立志向です。
まさか,自分が公立落ちて,その私学に行くとは考えないですから。
ところが,昨今は進路指導が不安定で,倍率1.5倍の学校もあります。
へたすると3人に1人は公立高校を落ちます。
通うことになる私立高校を,もっと真剣に考えておいてよいのです。
さて,まずは,今日たまたまパンフを送ってきた雲雀丘学園を紹介しましょう。
一言で,「よい学校」だと評価しています。
初代理事長は,あのサントリー創業者の鳥井さんです。
職員もまあまあ熱心で,ウチの塾からは若干遠いものの,1時間くらいで通えます。
この10年で国公立大の進学者を飛躍的に伸ばしています。
茨木,春日丘,千里高校あたりの併願校としても十分値打ちがあります。
少し細かいことを書きます。
2年前の実績が京大4,阪大14,神大10ですから驚きました。
急に増えたのです。
それが今春は京大1,阪大9,神大8と3年前のレベルに落ち着いています。
これは,私立高校にありがちなのですが,突出してうまくいく学年があったりするのです。
詳しく調べると,たまたま高学力生徒が集まった場合もありますし,進路指導が優秀な先生に当たった学年という場合もあります。
私学の多くは学年持ち回りで,今年高3生を卒業させたら,次年度は高1へ降りてきます。
優秀な先生が集まっている学年が3年周期で進学実績を出すことがまあまああるのです。
そういう意味では,来春がその学年に当たります。
先生の力量だったのか,たまたまだったのかがわかりますね。
ちなみに,雲雀丘の先生に,直接そのあたりのことを聞くと,「特に理由はわからない」とのこと。
たまたまだったのでしょうかね?
いずれにしても,コンスタントに国公立大へ合格させる指導力のある高校です。
塾近辺で中学校の先生に勧められる関西大倉や追手門学院よりもはるかに良いと思います。
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