[2018年7月4日]
いやあ,惜しかった,善戦した。
もう一息。
何が足りなかったか。
W杯のサッカー,終わっちゃいました。
ウチの塾はガンバ推しですから,元ガンバ監督の西野さんや,宇佐美くんに頑張ってほしかったのですがね。
東口くんなどは出場機会もありませんでした。
ですが,みんな一丸となって戦い,元気や勇気をもらいました。
そういう中から,学ぶことも多いわけで・・・
という話ではなく,(←ちゃうんかいっ!)
もっと,一般的にサッカーを題材に学ぶことがありまして,
たとえば,今日の化学の授業では,電子配置の話になりました。
詳しい話は難しいのでしませんが,SP3混成軌道ってのは,サッカーのディフェンスみたいなもんなのです。
普段は3バックなのが,臨機応変に4バックにしてバランスとってるようなもんだと説明しました。
サッカーがわかる人にはピンとくる説明だと思うのですがどうでしょう。
つまり,電子の軌道ってものは,サッカーのポジションのように,あってないようなもの。
ディフェンダーがゴール前で点とりに行く瞬間ってのは,どの試合でもあったりします。
その場所にいることが多いという確率論なわけです。
そういうたとえ話に,サッカーってとても有効なのです。
で,今日は英語の授業でもサッカーネタがつい出てしまいました。
話としては,otherwiseというのは「さもないと」と訳すというだけ。
それを,wiseには方法とかやり方という意味があって,そのやり方と違う方のやり方なのでother(他の) wise(やり方) つまり,そうでないとするとの意味になると説明できます。
で,wiseって普通は賢いという意味が思い浮かぶだろうから,たとえば時計回りをclockwiseというのだと教えてみました。
時計の回っているようなやり方で回るのがclockwiseなのです。
なるほど。
じゃあ,反時計回りは?
英国式だとanticlockwiseですが,米国式だとcounterclockwiseといいます。
長いですね。
でも,このcounterというのが「逆」という意味でして,そこでサッカーのカウンターが出てきたわけです。
ベルギー戦のサッカーはまさにカウンターで負けました。
コーナーキックという,どう見ても日本の得点チャンスを,あっという間に逆襲されて点を取られたのです。
このように,サッカー用語になっている言葉が英語の勉強に役立ったりするんです。
サッカーに限らず,日常のいろいろなことと関連させて理解していくというのは大切です。
「あたしはサッカーなんか興味ないから」などと言っているのは,自ら勉強して学力を高めていく格好の機会を放棄しているようなものです。
とりあえず何でも興味を持って教養を高めていくことも心がけましょう。
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