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尾崎塾
富田教室

[2018年8月21日]

小さな宇宙

夏期講習もあと数日です。

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来春の受験は確かに人生の岐路ではありますが,それで人生が全くダメになったり,大成功が保証されるわけでもありません。

でも,それで人生が決まるかのような言い方をされる場合がありますね。

いいと思うのですよ,それこそ人生をかけて必死で頑張るのが。

その経験はその後の人生に役立つので,その意味ではここで人生の過ごし方が決まってくるわけで。

ただ,一方で,本当に人生が決まるわけではなく,人生万事塞翁が馬です。

その経験があったからこそ,未来が開ける場合もあります。


だいたい,人間なんて,宇宙から見たら小さな星の,その中のわずかな土地を奪いあって住む生命であって,ちっぽけな存在です。


こいつは,アンドロメダ大星雲
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昼間はそれこそ人生をかけて必死で頑張る生徒を相手にしてますが,夜中はヒマなので,ちょっくら山奥に行って撮影してきました。

230万光年もはなれたところからの光が今,この地球に届いたんですねぇ〜

この星雲のぼやーっとした部分は太陽と同じような恒星なのです。

その数,1000億個以上!!

ひょっとしたら,そのどこかで我々と同じようなちっぽけな存在である生命体が,何やら受験というものに向かって必死こいでやってるかもしれません。


我々,人間だけでなく,他の生命も必死で頑張って生きています。

人間は人間らしく,しっかりとした考えを持って,社会のためになるように成長しましょう。


実は,その一人一人の頭の中に,それぞれの人の宇宙があるのですよ。

その小さな宇宙から我々の社会を見下ろして,少しずつ改良を重ねて築いてきたのがこの人間社会なのです。

一見,ちっぽけな存在のようで,実はこの宇宙を飲み込むような視点を内蔵しているから,人間ってすごいんです。




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