[2018年8月27日]
しつこいようですが,愛で地球は救えません。
べつに,屁理屈言うわけではありませんが,人間が愛を持とうがどうしようが,地球という惑星は存在しますし,何も困りません。
環境問題などで「地球にやさしい」という表現をするのも同じです。
全くナンセンス。
昨日書きたかったのは,そんなことではないです。
テレビでやっていることが正しいことだと思いこまないようにすべきだということです。
小中学生が貯金して,それを募金する場合がありますね。
それを見て,感心な子たちだと思いますか?
あるいは,そのように育てた親御さんがすばらしいとでも思いますか?
ああいう人たちは,テレビの犠牲者です。
どうして世の恵まれない人に,子どもが募金しないといけないのですか?
本来,やるべきことを見えなくするだけの,恐ろしい映像だと思うのです。
つまり,この社会のしくみ上,恵まれない人がどうしても出てきてしまいます。
そのような人に対して,何らかの手当てをすべきは,社会の責任なのです。
そう,我々大人がやるべきことなのです。
それを,どうして子ども達に募金させるのですか?
子ども達がすべきことは,そんなことではないのです。
子ども達がやるべきことは,正しい大人になること。
障害があろうがなかろうが,男であっても女であっても皆が個々の能力を発揮し合う,よい社会を構築したいですよね。
だったら,今からしっかり勉強して政治家になってもらうのもよいでしょう。
もちろん公務員として社会のためになる仕事をするのもよし。
大きな会社の役員になって,社会に貢献するのも歓迎です。
たいていの場合は,ちゃんと勉強して学力が高くないと,社会に大きく貢献できないのです。
だから,とりあえず勉強するのが今子どもたちがすべきこと。
ただし,スポーツや芸術に才能が見られる子は,そっち方面を伸ばしてくれた方がよいでしょう。
各自の個性を生かして社会に貢献することが求められています。
だったら,その方向にお金を使ってください。
決して今不自由な人に子どもがお金を出す必要はないのです。
大人がやるべきことを子どもにさせないでください。
それに,1000人の子供が一生懸命に貯金して5000円ずつ募金しても500万円にしかならないのですよ。
テレビ局がノーギャラというタテマエで呼んだ芸能人に数千万円払っているとしたら,もう意味不明の話です。
子どもたちがやるべきは,将来,お金持ちになることかも。
すると,一回で5000万円の寄付ができるかもしれません。
もちろん悪徳商法でかせいだお金ではないですよね。
世の中にとても役に立つ仕事をする人だからお金がたくさん入ってくるのですよ。
そんな大人になりましょう。
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