[2018年9月22日]
週刊東洋経済から,
医学部&医者 の特集
もちろん,東京医大の件で注目が集まっている医学部入試が扱われています。
女子や多浪生が不利になる操作が行われていたわけですが,どこの大学でも似たようなことがあるのです。
面接や小論文試験があれば,いくらでも得点調整はできますからね。
何度も言ってるのですが,模試の判定を信じるかどうかは,おみくじや星座占いを信じるのと同じです。
ただ,統計的な意味がありますので,学校関係者などはそれを活用すればいいわけです。
(ちゃんと活用している学校は非常に少ないです)
実際,ドE判定でも合格している数名が報告されていて,おそらく何らかの力がはたらいて合格しているのでしょう。
これは,医学部に限ったことではありませんよ。
特に理数系の学部では,センター試験が低くても2次論述や面接で顕著に優秀なら合格するのです。
実際ウチの塾でも今春にそのような例があったのはすでに書きました。
いつも思うのですが,どうしてそんなに医者になりたいのでしょうかね?
高学力→医者になりたい
これがどうにも理解できません。
たとえば,私などは,おそらく医学部に入ろうと思えば行けたと思います。
しかも,両親ともに医療関係なので,条件的には医者になっても誰も不思議に思わなかったでしょう。
ところが,本人は全く興味なく,テニスばっかりやってました。
テニスで飯が食えたらなあ・・・と,それこそ夢みたいなこと考えていましたね。
医者になるというのは,それこそ人様の命にかかわるわけで,やりがいもあるでしょうがそれ以上に責任の大きさがきついですね。
親の見栄や学校の思惑で志望するような学部では決してありませんよ。
医者でなくとも,看護や薬学部を志望する人も,それなりに責任があることをよく考えて,安易に志望しないようにお願いします。
それから,学校の先生になりたい人も。
人生にかかわる重要な仕事です。
それなりに覚悟して志望しましょう。
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