[2018年10月4日]
理科の授業で,たとえば,「速さ」って何?と聞くと,
決まって,「メートル割る秒でーす!」と答えるバカがいます。
理科の先生としては,許せない解答でして,
それを言うなら「距離割る時間」だろってことで,
さらに言うと,「単位時間あたりの距離」と答えないと少々レベルが低いことになります。
高校化学で,よく,「モルがわかりません」とホザく生徒がいます。
そういう生徒に限って,分子量は「グラム割るモル」みたいなことを考えているのです。
単位を単位で割るってのは,理科用語がわかっていない証拠です。
ですから,世の心ある理科教師は,そんな生徒の言葉尻を捕らえて指導しています。
今日,化学の濃度計算について授業したのですが,目から鱗の方法を伝授してみました。
この方法を使えば,今まで苦手だった濃度計算が確実に正解できるというすばらしい方法です。
ちゃんと100%正解できる,そんな方法があったのです。
この方法は学校はもちろん,どの塾でも教えてもらえません。
だって,ウチの塾が編み出した方法ですから。
と言うと,カッコいいですが,実は元になった指導法があります。
それは,駿台の石川先生という神様のような大先生の指導方法。
その指導法だと,京大に合格するような生徒には理解できるものの,一般の高校生にはハードルが高い。
そこで,ウチの塾に来るような生徒でもマスターできるように改良したのが今日教えた方法なのです。
で,そうすると,結果的に「グラムをモルで割る」みたいな話になっていて,カッコ悪いのなんの(笑)・・・
ですが,そのやり方で100%正解できるわけで,別にインチキでも何でもない。
むしろ,用語の定義をしっかりと確認するやり方です。
教わった人はぜひ繰り返し練習してマスターしてください。
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