[2018年10月6日]
先日,中学校の先生をしている後輩と話ししていて禿同したことがある。
それは,どうやら対人関係を構築するのが苦手な教員が一定数いるということ。
特に,昨今の教員は,いろいろなレベルが低くても採用されてしまうので,今後もおかしな教員が増えていくだろう。
そもそも,教員ってのは,各科目の内容を教えるというより,人間づくりが仕事なのだ。
たとえば,国語の先生は,国語の教材を通じて人とはどんな生き物かを教える。
数学の先生も,数学という科目から,論理性という人間の持つすばらしさを教える。
理科もしかり,体育もしかり。
どの教科の先生も,自分の授業を通じて,よりよい社会生活を送れる人間をつくっていく仕事をやっている。
だから,教科の授業をしているだけが仕事ではなく,むしろクラス運営だったり,部活だったり,あらゆる教育活動を通じて行うのが教員の仕事。
ところが,最近の教育業界では異常なことになっている。
マスゴミも加担しているのだが,学校がブラックだという表現がのさばっているのだ。
そういう主張,つまり教科以外の部活を無理に担当させられて,本来業務の教科指導の準備ができないとかいうのは,そもそもおかしいのである。
本来業務が教科指導だと思っている時点で,教員免許をはく奪してもいいとさえ思う。
まともな教員は,例外なく勤務時間など気にせずに,とことん生徒の将来を考えて日々の生活を送っている。
たしかに休日は少ないが,その休日にはちゃんと家庭サービスしたり,趣味の時間も持っている。
むしろ,自分の趣味の時間がない教員は魅力がない。
まともな教員とも言えない。
ちゃんと時間管理しつつ,十分な時間を教育活動に充てているだけ。
もちろん,1日8時間ではまともな教育活動にはならない。
基本は24時間営業なのが教員なのだ。
寝ても覚めても教員なのだ。
以前勤めていた学校で,ネクタイを締める,締めないでオンとオフを使い分けているという先生がいた。
はい,今から先生に変身しますってか?
もちろん,その先生は生徒から信頼されず,病気になってしまったが・・・
そういう人は,学校現場にいても何も楽しくないし,生徒も反面教師としてしか学ぶことがない。
このブログを読んでいる教員志望の人がいたら,ぜひそのように考えて,労働時間がどうのこうのという,組合活動的な尊敬できない教師にならぬようにしてほしい。
自分の子をあずけるとしたら,どんな先生がいいですか?
いつも生徒のことを考えて,教科も部活もきっちり指導してくれる先生がいいでしょう。
(一部に部活ばかりやり過ぎる教師もいますが,それも教師失格。)
そして,自分の趣味をちゃんと持っていて,その趣味のことを生き生きと語ってくれる先生がいいでしょう。
今も,そんな良き先生はたくさんいます。
そういう先生は学校がブラックだとは決して言いません。
逆に言うと,学校がブラックだと思う教師がこの世からいなくなれば,どの学校も健全になっていくと思います。
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