[2018年10月17日]
先日,テニスの試合で準優勝しました。
決勝戦は完敗でしたが,それまでに当たった相手もかなり上手な人でした。
だけど勝っちゃったんですわ。
こっちの実力は相手さんは知らないわけです。
向こうの人は,大阪では有名な選手。
そりゃ,最初はこちらの様子を見てきますよね。
ところが,そのスキに,こっちは早めに仕掛けて点を取っていったのです。
大きくリードして,流石にこちらの手口もバレてきてゲームを取られましたが,あとは取ったり取られたりしてたら勝つわけです。
リードしておいて,あとは五分五分でよい。
これが試合に勝つコツみたいなものなのです。
これって,受験生諸君にも参考になる話。
入試って,先行逃げ切りが圧倒的に有利なのです。
学力そのものも,試験ギリギリにやっと解けるようになった人よりも,1年前から解けていて,あとは少し変形パターンまで応用が利くように演習した方が合格可能性が高いでしょう。
英単語など特にそうですが,早めに語彙力をつけておくと,たくさんの英文を辞書なしで読めます。
語彙力がついていないと,いちいち読む途中で止まるし,辞書を引いている時間がかかります。
3年生の最後の1か月で,もたもた単語を調べている人と,単語は意味がわかっていて,文法事項を意識して演習する人で,合格率は変わってきます。
また,国公立大の場合,センター試験が非常に重要です。
そこでリードしていたら,あとは合格者の平均点を取れば確実に合格です。
ところが,あと50点ほど上乗せしないと合格できないとなれば,かなり無理した解き方になってしまいます。
とにかく国公立大学に合格したい人は,センター試験で点数を取ることに全精力を費やすべきなのです。
中学生は,変な話ですが,私立高校の合格はこの時期の校内実力テストで決まってしまいます。
それを知らずに,2月に間に合わせたらいいと思っている人は,すでに手遅れです。
入試もスポーツも先行逃げ切りが有利なのです。
特に,勉強にフライングはないと言います。
1年生や2年生は,今から入試をにらんで始めても早すぎることはありません。
ちょうど,中2生向け土曜講座を3期から入試を見据えた内容に変えます。
ぜひ受講して,逃げ切るくらいの位置まで早めに到達しておきましょう。
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