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尾崎塾
富田教室

[2018年10月18日]

身も蓋もない話

こう言ってしまえば身も蓋もないですが,学力の大部分は小学校くらいで決定済みと言えそう。

となれば,中学や高校でいくら頑張っても?

必ずしもそうとは言えないが,たとえば中1でスタート地点が違うわけ。

すると,同じように頑張ったら,そのままの差は縮まらない。

いや,それこそ昨日書いたように,すでに上位にいる方が,同じように頑張ったときの伸びが圧倒的に大きい。

差は縮まるどころか,必ず増大していくのだ。


小学校の時の学力の差といったら,ごくわずか。

分数ができるとかできないとか。

アルファベットが書けるとか書けないとか。

おそらく3日くらい徹底指導すれば追いつきそうな差しかないようにも思える。

ところが,一見小さなその差が,中学卒業時に大きな差となる。

その差が進学する高校の差になっていて,高校でまたさらに大きな差になっていく。

大学でも同じことが起こり,就職しても差は開く。

小学校の時の10点の差が,社会人になったときに1億くらいの差になっているのが普通だと認識しておいた方がいい。

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じゃあ,どうしようもない?

そうあきらめるのがレベルの低い人。

どうすればいいか考えて実行するのが賢い人。


カンタンな話で,早いうちに追いついておくことだ。

現時点で後れをとっているのなら,何をおいても今追いつくこと。

いつやるの?「今でしょ!」は,本当に名言。

中学2年生で,イマイチ思った位置にいない場合どうするか。

塾にちょっと行くだけでは全く焼け石に水。

いっちょ前に部活もやって,週に3回塾に行くという繰り返し。

それが今の位置をつくっているのだから,そのまま差がついていって,1年後にはもっと追いつきにくくなる。

どうすれば少しマシになるか,世間の人は甘く考えすぎだろう。

部活をやめて自宅でも勉強し,塾を週5回にしても1年で追いつくことができないだろう。

それくらい,現時点の位置は変わりにくいものだ。


先日アップしたように,ウチの塾で夏期講習を受けた諸君は,偏差値が5くらい上昇したりする。

img2

これは,他の塾だと考えられないくらい多くの量をこなしたから。

しかも質がよいものだから実現しただけ。

キーポイントはここ。

考えられない,ありえへんくらいのことをしないと順位は上がらないという点をよくわかって勉強しないとダメってことです。


そういうわけで,高校生に残念なお知らせです。

そうやって決定した序列は,高校になるとさらに広がっているハズです。

高1,高2とさぼっていた自覚のある高3生は,上位の大学は絶望的ですね。

今からちょっと頑張っても追いつくハズないです。

高1,高2生も同じですよ。

ちょっと頑張っても,まったく追いつきません。

なのに,平然と部活して楽しい高校生活を送っているのです。

まあ,あなたの人生ですから,勝手にどーぞって話。


ただ,そこであきらめて勉強しないと,さらに降下していくので,せめて今の位置はキープして入れる大学をめざしましょうか。


高3生諸君は,かろうじてウチの塾だと,冬期講習で,自分では到底できないくらいの2週間を過ごすことは可能です。

精一杯やるだけやってみましょう。

そして,それでも届かないという結果を得て,今日ここに書いたことが正しかったということを証明してください!

(頭の悪い人へ,念のために補足:ありえへんほど頑張っても届かないということでないと証明になりませんよ。)



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