[2010年6月20日]
およそ人間は2通りに分類できる。(と仮定してみる)
「かしこ」と「あほ」だ。(大阪のノリなのでご容赦)
「かしこ」は知識・理解が相互につながっている人
「あほ」は知識がない,あるいはあってもつながってない人
塾の役目は「あほ」を「かしこ」に,「かしこ」をもっと「かしこ」にすることだ。
それを実現するために開発したのが「MAP方式」だ。
もともとは理科の各分野(世界)を迷わす歩くための地図。
たとえば力学の世界では町の中心に運動方程式があり,その両脇にエネルギーの原理と運動量の原理がある。さらにそこから力学的エネルギー保存則と運動量保存則が派生する。おのおの関連する公式を法則のところにつなげて書いていく。1枚の用紙におよそ力学分野で使うすべての内容が俯瞰できるという仕組みだ。
これは,理科だけでなくすべての分野に応用できる。中学の社会だったら,江戸時代マップとかいう「くくり」で地図を描けばよい。
こういった勉強の仕方を教えていくだけで,あとは自然に「かしこ」になっていくのだと思う。単発で知識を入れても忘れやすいし使い物にならない。
夏期講習などで,一人でも多くそういった「かしこ」になる「技術」を伝授できれば塾人としてはうれしい限りだ。
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