尾崎塾
富田教室

[2018年10月27日]

手間をかけて

この図，何かわかりますか？


細かい図ですみません。

これ，今日の物理の授業で生徒に配ったプリントの一部です。


波動分野で，よく生徒が間違う部分をなんとか理解してもらうための作図プリント。


こういうのは，学校で時間をかけてじっくりと指導してほしいのですが，世の中の物理の先生方は，めんどうなのでいちいちこのようなプリントを作りません。

できあいの，教材会社が作ったプリント素材はありますが，あれはどうも使いにくい。

やはり，自分の生徒に説明しやすいように，プリントは自分で作らないとダメなのです。

ですが，世の中の先生方はみなさんめんどくさがりやです。

もっと言えば，今回ウチの塾で配ったようなプリントをパソコンできれいに作成する能力自体がないのです。


そういうわけで，今日はウチの塾オリジナルのプリントを使って説明しました。

さらに，パソコンの画面で波動の動画も見せました。

ICT化が遅れている学校では，こういうのが全く生徒の目に触れないわけで，じゃあどうやって理解させるの？


物理の分野の中で，指導の手間のかけ方に最も差がつくのがこの波動分野だと思います。

本来，学校でやるべき最低限のことはやってほしいのですが，やってもらっていないので，塾でやりました。

今日の受講料は，本当は学校の先生が代わりに払ってくれてもいいような話ですよね。





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