[2018年11月14日]
センター試行テスト,英語はどうでしょうか。
英語は4技能を測定するという「名目」で,民間業者の技能テストを使うというので,大きな話題になっていますね。
英検は使わないとか・・・
ベネッセの儲かるように仕組んでいるようにも見えますが・・・
試行テストの英語筆記は,現行のセンターを見慣れた人にとっては第一問がビックリです。
えーっ!?発音・アクセント問題じゃないの???
そう,今までは発音やアクセント問題が最初にあって,あとは文法問題,並べ替えなどが続き,最後の方にだんだん長文になっていく流れでした。
ところが,いきなり手紙や資料を読ませて,それについて出題されます。
読むのが遅い生徒にとっては,相当に厳しい分量だと思います。
一方,現在の高3生や浪人生は現行のパターンで受けるわけですから,発音・アクセント問題は落とせませんね。
ちょうど,今月の蛍雪時代に,その対策ネタが掲載されています。
そうなんです。
だいたい,よく出る単語は決まっているので,まずそれを優先して覚えれば,効率よく得点アップが見込めます。
逆に,今の高1生からは,発音やアクセントを覚えなくてよいのでしょうか?
このように,試験の形式が変化したからといって,英語を学ぶにあたって,正しく発音できないなんてありえないのです。
ウチの塾では,別に試験の形式に合わせて指導したりしません。
ちゃんとした英語力をつけることで,どんな形式の試験にも対応できるということを目指しています。
まだ中学生の諸君はもちろん,高1生も,ちゃんと発音できるように単語を覚えてくださいね。
覚え方に近道はありません。
発音記号を見て,その音が出せるように,CDを聞いたりして練習しましょう。
thとかはちゃんと舌を歯で挟んで音を出しましょう。
fやvは,くちびるで音を出しましょう。
英語の入試対策はただ一つ。
ちゃんとした英語力をつけるだけです。
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