[2018年11月15日]
大学受験生は,11月から公募制推薦入試が始まり,すでに試験を受けた人もいます。
高校受験も実はもう始まっていますね。
そう,学校の実力テストは私立高校の合否を決める重要な試験です。
その点数を元に,11月下旬から12月初旬に三者面談が実施されるでしょう。
その面談で,私立高校はどこを受けるか,どのコースにするか,専願か併願かなど決定することになっています。
ですが,気を付けてください。
多くの塾生諸君は,公立高校志望です。
私立なんて興味がありません。
学校でうるさく言われるから,いくつかオープンスクールに行ったものの,どこでもいいわーって感じでしょう。
それが危険なのです。
だって,公立高校に合格するとは限らないのですから。
万一行くことになっても,後悔することがないように,ちゃんと自分で調べて納得のいく学校を選んでください。
それで,三者面談で,すぐに結論を出さないようにすべきなのです。
その場で決めてしまって,家に帰ると,やっぱり他の学校も聞いといたらよかったなど,さっそく後悔します。
学校の先生は,非常に嫌がりますが(めんどうですから),家でもう一度考えますと言って,その日には結論を言わずに帰るのがよいと思います。
できれば塾で内容を話してもらうと,実際のところ,どんな可能性かをお伝えできると思います。
中学校の先生は,可能性が80%以上あっても,可能性が100%でない限り首を縦に振りません。
数学的にもおかしいと思うのですが,中学校の先生はみなさんこの時期に頭が少々●●●●になるので要注意です。
(●●●●は自主規制)
「100%でない」が「0%である」と変換されるようなのです。
実際の可能性がどれくらいか知ってから決めても遅くありません。
ぜひ相談に来てください。
そういうわけで,実力テストの結果はそのまま私立高校入試に直結します。
私立高校で,まあまあ良いところの合格を得られると,公立高校にもチャレンジできます。
絶対に行きたくない私立に決まってしまうと,公立高校は超安全なところをねらってしまいます。
できるだけ,公立高校も行きたいところにチャレンジできるようにすべきなのです。
これからの私立高校選びが,大げさな言い方だと人生を左右します。
安易に決めてしまわないようにしましょう。
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