[2018年11月23日]
過疎地域の医療に貢献できる人を多く入学させようと,加点していたという話。
何が悪いんでしょうかね?
女子や浪人生に加点しないというので,東京医大がたたかれていますが,他の多くの医大も同様の操作をしていたようです。
今回,神戸大の医学部は,地域枠の選考です。
兵庫県の地域医療に貢献するための枠ですから,そのような加点があってもおかしくはないですね。
そもそも,大学入試って,誰にでも公平っていうイメージを持つことが間違っているのです。
企業の就職とか,結婚とかに似ています。
プロ野球のドラフトみたいなものと考えてもいいです。
総合的に走攻守バランスのとれた人も有力ですが,めっぽう足が速い選手に特に加点して入団させることもあるわけです。
要は,その大学が欲しい学生に有利になるようにするのが入学試験なのです。
このことをウチの塾では授業で言ってたりします。
ただ,公式にあてはめて答を書いている。
正解です。
一方,他の人が書かないような定義までしっかり書き,図も描いて,ユニークな発想で解こうとしたが時間切れ・・・
前者より後者に多く加点しているのが,実際の入試の採点なのです。
ホンマでっせ!
ですから,大学合格への,唯一の道はコレ。
「大学側がぜひ来てほしいという人になること。」
そういう発想で受験勉強をしないと,ただ答を出すだけでは「加点」はもらえないのです。
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