[2018年12月2日]
その来てくれた大学生,一人は入塾が高3の夏前,もう一人は夏期講習がはじまってからの入塾でした。
二人とも三島高校生で,関関同立志望だったのです。
およそ,経験的に,三島高校の生徒で関関同立に行きたいと言ってウチの塾に来た場合,ちゃんと行ける可能性は五分五分くらいでしょうか。
そもそも,順調に入試に向けて勉強できていれば,塾など必要ないのですから,普通に考えるとそこに入るのは難しいわけです。
ところが,ウチの塾では彼女たちが好例ですが,なんとかたどり着く例が少なくありません。
合格する理由は,3つほどあります。
一つは,もともと三島高校生は関関同立くらいには行く基礎があるのです。
二つ目は志望動機がちゃんとあること。
三つ目は,ウチの塾だと本人ができる最大限の勉強量+質の良さを確保できること。
もともと力があっても,それを磨かないとモノになりません。
その磨き方ですが,三島高校に入ったようにカンタンなことではないのです。
多くの三島高校生は,入試直前にちょろっと勉強して合格してしまったという「成功体験」をしてしまっています。
大学入試はその何倍も大変で,甘く見ていると全く関関同立レベルに届きません。
そこでウチの塾のような環境に身を置けばなんとかなるかといえば,そうでもないのです。
合格する生徒は,間違いなく関関同立(あるいは国公立)へ行く強い動機を持っています。
それがないと,ウチの塾のような退屈な塾で目一杯やることができないのです。
具体的には,親に言われてとか,なんとなく就職によさそうだとか,そういう理由では合格できないということです。
先日来てくれた二名は,入塾は遅かったものの,自分でしっかりと行きたい大学,学部を見定めていました。
だから,夏以降,すごい勢いで勉強していました。
この時期,このままでは志望校に合格できないと,親御さんが焦っている場合があります。
その,親御さんが焦っている段階で,全くその受験は成功しないことが確定しています。
誰の受験なのか今一度考えてみてください。
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