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尾崎塾
富田教室

[2018年12月10日]

講師の役割

ウチの塾は,一斉に中学生も高校生も同じ部屋で演習している。

多くの塾では,中学生までしか教えられないボンクラ講師が中学生の相手をしている。

先日,ウチの卒塾生が近所の個別指導塾の講師になる試験を受けたところ,合格したとのこと。

その卒塾生は指定校推薦で関学へ進学。

バリバリ文系。

で,試験を受けると言ったものの,途中でやめようと思って白紙で出して帰ったらしい。

家に電話がかかってきて,「合格です」・・・

そりゃ,関学の学生だと個別指導塾だと喉から手が出るくらい欲しい人材だ。

とにかく来て欲しいと懇願された模様。


そんな具合だから,大学生なら誰でも講師として雇っているわけ。

まあ,学校の先生も関関同立ならマシな方だというようになっている。

教える方の学力が低下していては,生徒の学力は厳しいものになってくる。


さて,ウチの塾でいつもウロウロしてもらっている講師は現在4名いるが,そのへんの個別塾の学生たちよりはるかに優秀。

img1
大学は京都工繊・阪大の理系と関学・同志社の文系。

私学の2名も阪大落ち,神大落ちで,数学?Bまでは大丈夫。

へたな理系大学生よりも数学できるかも。

(理科はすみませんが,できない場合もありますので塾長か梅垣が対応します。)



まあでも質問が極力出ないようなシステムになっているので,たまにしか講師のポテンシャルの高さを発揮しないが,それでいいと思っている。

よく講師連中に言うのは,役割はプールの監視員とかライフセーバーのノリ。

何かあったときに助けられる能力がないといけないわけ。

他の塾だと,溺れている生徒を助けに行って,一緒に沈むという・・・

そんな危ないプールとか海水浴場でこどもを遊ばせられないはず。

ところが,世の中,そんな塾にたくさん通わせてらっしゃるようで,お気の毒としか言いようがない。

授業で溺れてても,外部から見えないし,実際に死ぬわけではないので,全く最後まで隠し通せますからね。




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