[2019年1月10日]
高校生に提供している現代文の講座。
どこからはじめてもよい教材なので,つまみ食い的に受講しても大丈夫です。
とはいえ,実は受講するのに最適な時期というのがあります。
昨日も相談があったのですが,あまりに語彙力がない場合は,まず言葉を覚えてからの方がよいのです。
具体的には,たとえば中学生がその授業を受けても,あまり効果がありません。
ボキャブラリー不足なのです。
ほら,ボキャブラリーという語彙が語彙という意味だと知らないようだと意味不明な話になるという・・・
ですから,入塾生にはまずことばや漢字の演習をしてもらって,その上でさらに多くの現代文を読んでもらいます。
たくさん読んでいるうちに,語彙力がついてきます。
その状態でウチの塾の現代文講座を受講すると飲み込みが早いので,どんどん得点力が増します。
逆に語彙力がないときに受講しても,イマイチ得点が上がりません。
ざっくりとしたイメージは,茨木高校,千里高校,春日丘高校の生徒なら1年生の後半から2年生にかけての時期で大丈夫。
三島,槻の木レベルだと2年生の後半から3年生の最初で受講可能。
高槻北や芥川だと,受験前になんとかなるかなぁという・・・
この感覚は非常に当たっていると思っていて,高校入試のレベルは日本語の語彙力のレベルとほぼ一致しているのです。
それで,入学後にその差は開く一方です。
現代文の点数が取れない原因の8割は,語彙力不足だと思ってよいです。
そういう基礎的な力がついてきても点数が取れない場合に,ウチの塾の授業は絶大な威力を発揮しますよ。
受講しはじめた諸君も,そのあたりを意識して,一層の語彙力増強を普段から心がけてください。
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