[2019年2月3日]
学校の安全って何でしょうか?
必修化らしいです。
池田小学校での事件後,各学校にサスマタが配備されましたが,役に立っているのでしょうか。
一瞬だけ,学校に不審者が入らないように出入りのチェックが厳しくなりましたが,今はどの学校でもカンタンに侵入することが可能です。
仮に,今回必修化するプログラムを受講した先生が多くいたとして,大川小学校のような逃げ遅れが発生しないのでしょうか。
おそらく,一応勉強しているというポーズだけで,ほとんど学校の安全性は高まらないと思います。
学校が安全な場所だという幻想が増えることで,かえって危険な場所になりかねません。
学校の教員というのは,世の中で最も変化を嫌う生き物です。
その性質を根本的に変革することができない限り,何をやっても同じことの繰り返しになります。
おそらく10年後も20年後も,同じ理科室から火が出た想定で,予告された日時に避難訓練が行われることでしょう。
実際に何かが起こったとき,走って逃げたら間に合うものを,「走らない」という教育を徹底すればするほど多くの子たちが死んだりします。
大切なのは,自分の頭で考えて,臨機応変に状況判断できる子にする教育。
ですが,教育する側はいつまで経っても例外を極度に嫌い,従順に言うことを聞く子供を大歓迎です。
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