[2019年3月17日]
この写真は,プロのカメラマンがモデルを撮っている様子。
最近は,カメラの性能が良いので,誰が撮ってもカメラお任せモードでまあまあ美しい写真になります。
スマホなんて,非常にきれいに写りますよね。
ですが,たとえば芸能人の宣材写真や,広告に使うような商業用の写真は素人が撮ったりしません。
必ずプロに任せます。
なぜでしょう?
誰が撮ってもまあまあの写真ができますよ。
プロが撮るとお金がたくさんかかりますよ。
理由はカンタンで,やはりプロの撮る写真とアマの撮る写真は決定的に何かが違うのです。
それなりのレベルの写真を望んでいるならプロに撮ってもらうしか選択肢はないはずなのです。
プロが使う機材はもちろんスマホなどではないのですが,そういうハード面以外にもアマが及ばないことがたくさんあります。
同じ高級機材を使っても,ファインダーの中の情報をアマが10くらい利用するとして,プロは1000以上のことを瞬時にやっていると言って過言ではありません。
詳しい内容は,わかる人にはわかるけど,わからない人にはわからない話になります。
今日は,そのカメラマンと1日一緒に撮影しながら,こんなことを考えていました。
同じことが,塾の指導でもいえるな〜
同じ教材で教えるにしても,プロとアマでは雲泥の差・・・
生徒の様子を観察するにしても,アマにはまったく見えない世界をプロは見ています。
それなりの高校や大学の合格を望んでいるくせに,アマの指導を受けるというのはどうなの?
ありえません!
そのはずなのに,世の中の多くの人はアマチュアの教える塾に行くんです。
アホですね。
要するに,本気でその進路を目指していない証拠なのです。
昨日は物理の講師としては日本でも有数だという人と遊んでたんですが,夜は仕事があるということで駅まで送りました。
京都の私学に通っている生徒を教えるのですが,だいたい2時間で2万円くらい払っているはずとのこと。
それが毎週ですから,1科目に月8万円くらいは払っておられるわけです。
本気で医学部をめざしている中学3年生の話です。
もちろん,物理だけでなく,数学も化学も同じくらい支払っておられるはずです。
プロの指導を受けるには,それくらいの金額が必要なのです。
難関校を目指しているくせに安さを売りにしている塾に通うのは,本気で芸能界やモデル業をめざしている人がプリクラを宣材写真にしているようなものなのです。
それを見極める程度の眼力がないのなら,最初から目指すこと自体が無理なのです。
とはいえ,プロとアマを見分けるのは実はたやすいことではありません。
自称プロというのがほとんどですから。
えっ?ウチの塾ですか?
4月から値上げするとはいえ,まだまだ超安いですね。
ホントはもっといただいた方が,与えている内容と値段の均衡がとれるとは思っていますが,そのあたりの評価は的確になさってください。
まあ,自称プロが何人束になってかかってきてもビクともしない自信はあるとだけ書いておきます。
(あっ,また宣伝みたいになってしまった。
塾生の数は足りていますので,どうしてもウチでやりたい人のみお問い合わせくだされば結構です。)
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