[2019年3月28日]
今日進学の報告に来てくれたのは,ウチの塾で浪人してた生徒。
現役時から塾に来てくれていて,浪人して1年間ずーっと塾に通い詰めていた。
もう,これ以上できないと自信持って言えるくらい勉強できたようだ。
とはいえ,受験は相手のあることでもあり,第一志望には合格できなかった。
現役時から浪人までずっと通って,第一志望に合格できないなんて,通常の塾なら最悪最低の結果となるだろう。
ところが,本人もこちらも,すごい達成感があって,ちゃんとこうして挨拶にも来てくれる。
第一志望に合格できなくても,ちゃんと来てくれるのはウチの塾のコンセプトをちゃんとわかって通ってくれていた証拠なのだ。
それで,なんとお手紙を書いてくれていて,その内容に驚いた。
しっかり勉強できたことの感謝やこれから世のため人のために頑張るという内容はよいのだが・・・
「先生のような人になりたい」と書いているではないか!
いや,それはやめた方がいいですよ。
たしかに,生徒さんのために他のところではできないようなことをしている自覚はある。
ただ,これは,自分がすばらしい人間だからではなく,逆に反省すべきことだらけだからやっているまで。
つまり,若いころはあまり良い人間ではなかったという自覚がめちゃくちゃあるわけ。
自覚しているだけでも反省点が多くあり,さらに気が付いていないところで非常に多くの人にご迷惑をかけているだろう。
たぶん,30歳までの査定だとマイナスポイントになっている。
ということは,このまま死んだら地獄行き?
やばい。
そういうわけで,40過ぎてからなんとかプラス査定で人生を終えられるように必死で借金を返している感覚。
決してそんな人間みたいにならないでください。
できれば若いうちからプラスのポイントを積み重ねて,世の中の役に立ってくれたらうれしいのです。
教え子のプラスポイントの2割くらいがこっちに加算されるシステムならいいですね。
みんなが頑張ってくれたら,こちらはなんとかプラス査定で人生を終えられるかもしれません。
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