[2019年4月9日]
今日もとある生徒の相談に乗ってたのだが,自分の好きなことを職業にできたらうれしいだろう。
ただ,そうなる人は限られているのも事実。
実は,好きなことを仕事にするのは賢くなく,できることを仕事にするのが正解だったりする。
へたの横好きというのがあって,好きでもへたくそな人がいる。
好きこそものの上手なれといって,好きだからこそ上達する場合もある。
つまり,好きかどうかは,上手か下手とは別のものなのだ。
仕事は世の中の役に立ってこそ値打ちがある。
一生懸命に好きなことをやっても,役に立たないのは困る。
もし私が好きな野球を一生懸命やりますと言ったら,プロ野球の球団が雇ってくれるだろうか?
能力があるかどうか,できるかどうかで職業を選ばないと役に立たない自己満足人間ばかりになってしまう恐れがある。
一方,趣味の世界は自分の好きなことを一生懸命にやればいい。
だから,好きかどうかで職業を選ばず,能力的に向いている仕事に就いて,ちゃんと給料をもらって,そのお金で趣味をやればいいわけだ。
視野を広げてそんな風に進路をもう一度見直してみてはどうだろう?
奈良で見つけたこのカンバン屋さんはスゴイと思った。
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