[2019年5月2日]
これはウチの塾の基本コンセプトですからよく理解してください。
自習室で,女子が塚原という塾から遠いところにあり,男子は塾に隣接の便利なところにある。
女子は遠いので「不公平だ」という人がいます。
バス代も時間もかかるから不公平との考えです。
その考え方は,ウチの塾としては全く相いれないのです。
じゃあ,男子は塚原にして女子を塾隣接にすれば公平なのでしょうか?
男女分けないで使用するのが公平なのでしょうか?
自分の家は塾から遠いのに,さらに遠いところに行くのは困るということを言われても,どうしようもありません。
誰が遠いところに住んでいるか,全塾生の住所くらいちゃんと調べて,それで総合的に決定したのですから,何をどう言われても今回はそのようにやります。
総合的にというのは,そうすることで,今回は塾生の多くがなんとか利用できて,今まではなかったことですから,少しはプラスになるという話。
誰もマイナスではありません。
自分のプラスがわずか,あるいはゼロだとしても,他の人がプラスになるのだからよいではありませんか。
不公平ですか?
自分がプラスになると,他の多くの人のプラスを減らすことになります。
今回,そのように益が少なくても,このような場面はこれからも多くあります。
夏期講習の教室分けも,授業の組み方も,総合的に考えてやっています。
短期的に見れば非常に不公平かもしれません。
現に,今も講義形式の授業をしてあげている生徒もいるし,やってもらっていない生徒もいます。
その時にできる生徒にだけやっているので,たまたま授業の曜日の関係で受講できない人は短期的に見ると損しているようにも見えます。
ですが,そういう短期的な損得みたいなものは,長い間には平均化されて,どこかで自分は得をしていたりするのです。
一見,短期的な不公平を避けるためには,何もしなければいいのです。
全員に何もしない。
ウチの塾の形式で,他の塾よりもかなり有効に学力が伸びますし,それだけでも十分。
だから何もしなくても文句言えないはずです。
ですが,それにプラスアルファをあえてやっているのです。
すると,短期的な不公平が生じます。
世の中の腰の引けた公務員などは,基本的には何もしません。
不公平だと言われるのが怖いからです。
ウチの塾は,あえて不公平とわかっていても,今できる最良のことをやります。
その対象生徒に当たるかどうかは運です。
そんな「不公平」が耐えられない方は,どうぞ公平に扱ってくれる他塾に移ってください。
よろしくお願いいたします。
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