[2019年5月3日]
先日,トイレの業者さんと話していて,とても勉強になりました。
最近のトイレの進化が,逆に詰まりの原因になっていたりするそうです。
どういうことでしょう?
聞くと,最近の「節水」型のトイレは,文字通り少ない水で流れます。
すると,配管の途中でペーパーなどが止まってしまうのです。
それが蓄積されて詰まってしまうという事例が多いとのこと。
今までは大量の水で流れていたのが,古い配管はそんな少ない水量を想定していないために詰まるんです。
特に女子がレバーの「小」を使用するとこういうことが起こるようです。
女子は小をした後でも必ず「大」のレバーを使わないといけないというのは「常識」だそうです。
その常識って,どこまで浸透しているかわかりません。
もしもそれを知らずに,いつも「小」のレバーで流していると,詰まりの原因を作っているわけです。
知らなかったから罪はない?
もちろん本人に全く悪気はありません。
しかし,結果的にえらい迷惑なことになるのです。
お釈迦様はその昔,弟子にこう問うたそうです。
「知らずに犯した罪と,知っていて犯した罪ではどちらが重いか」
弟子はもちろん知っててやった方が悪いと答えました。
すると,お釈迦様は,
「知らずに犯した罪の方が,知っていてやるより100倍は重い」
とおっしゃったそうです。
よく考えてください。
知っていてやる分には限度も知っているわけです。
知らない罪は,本人もわかっていないのだから際限なくやってしまいます。
さっきのトイレの例だと,知っている人が「本当は大で流した方がいけど,間違って小で流してしまった。まあいいか。」
これはまあよいのです。
1回やったからすぐ詰まるわけでもないですから。
ところが,知らない人は毎回「小」で流すのでそれが蓄積されて詰まるわけです。
お釈迦様は火傷の例を挙げています。
熱いと知っていてさわるとたいしたことない。
知らずにギューっと握ると大火傷する。
そういうものです。
ついでながら,実はこのブログは知っていてあえて多くの人を傷つけています。
特定の学校の悪口をよく書きますからね。
もちろん,その学校に在学している生徒や保護者の気分はよくないにきまっています。
かなり傷ついてしまう人もいるでしょう。
しかし,わかっていて書いています。
なので,その程度に抑えています。
傷つく人がいたとしても,その学校や読んだ人に多くの気づきを与えると思いますし,他の学校の人にも非常に参考になると考えるからです。
実は,先日ある茨高生が退塾しました。
あれを書いた翌日ですから,そういうことかもしれません。
普通の塾は,塾生を減らしたくないので,そのような書き方はしません。
ですが,あえて「やめてもらっていいです」と書いています。
そうすることで,他の塾では発信できないような本当のことを書けるわけです。
気を悪くする人が多いことは承知の上=悪気があって書いているので,そこをよく理解いただいて正しく気分を害されてください。
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