[2019年5月18日]
実は,数学の重要な力が見落とされがち。
それは,「空間把握力」です。
単に公式を覚えたり計算したりする以前に,どんな立体的な関係があるかがわからないと解けない問題もあります。
立式以前に,何がどうなってるか,空間的な位置関係が把握できない人は空間図形の問題ができません。
特にこれは女子に多いようです。
生物学的にそうなのか,訓練が足りないからなのかはわかりませんが,圧倒的に女子は空間把握が苦手です。
女子=空間把握力が乏しい
空間把握力が乏しい=理数ができない
∴女子=理数ができない(Q.E.D.)
このような図式がかなりの確率で成立します。
女子の方が方向音痴が多いという気もしますね。
かくいう私は,空間把握力は優秀だったと思います。
一時流行したルービックキューブ。
これで遊んでいましたから,立体的なことを考えるのも好きだったのでしょう。
もっと以前,小さい頃は積み木やダイヤブロックといった,立体的な形状をつくって遊ぶことをやっていました。
プラレールなども,立体交差があるので,小さい頃から空間把握力が伸びるような遊びをやっていたのです。
空間把握力は数学だけでなく,むしろ理科で威力を発揮します。
フレミングの法則もそうですが,DNAの構造や大気の構造など,立体的に考えることができないと厳しいものが多いのです。
高校の化学では,立体異性体の構造によって起こる反応と起こらない反応を判断します。
では,空間把握力をつけるには?
それはわかりません(←わからんのかいっ!)
うまい方法があったら教えて欲しいですね。
でもこれは,高校生くらいになると遅いかも。
小学校の段階くらいで,しっかりと何らかの訓練?をしておくと,中学の数学や理科がうまく乗り切れます。
あとは,高校入試がラストチャンスかも。
特に大阪府立高校の数学の入試では立体図形がよく出題されます。
苦手意識のある人は,コツコツと取り組みましょう。
問題に数多くあたるのが有効かもしれません。
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