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尾崎塾
富田教室

[2019年5月31日]

別系統実践編2

数学あるあるです。

学校の傍用問題集というのが配られていると思います。

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数研出版のサクシードとか4STEPとかクリアーとかですかね。

これって,解答書がなく,巻末に簡易の答だけ載っていたりします。

それで,今度の中間考査は何ページから何ページまでを範囲とするっていうように使われます。

しかも,学校で全ての問題の解説をするわけでもありません。

生徒の方は必死で取り組みますが,詳しい解答がないので,自分で解けないしお手上げなのです。

で,個別の塾とかで先生に解いてもらうというパターン。

(多くのフランチャイズ個別塾だと,ほとんど即答できる先生がいないというのが「あるある」)


あの手の傍用問題集に答が載っていない理由は,学校の先生の権威を保つためであって,生徒の学力を上げるためでは全くありません。

そんな問題集に時間を費やすより,もっとよい方法があります。



市販の,解答や解説が詳しい問題集とか参考書をやるのです。

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これだと,解き方が書いてあるので,どんどん解く力がついていきます。


数学の定期考査で点数が取れない人は,ぜひ試してみてください。

少々勇気が必要ですが,効果は絶大です。

つまり,学校の傍用問題集は一切やらずに定期考査を受けるのです。

考査の試験範囲の問題を,市販のよくできた解説の詳しい問題集で繰り返し解法を定着させます。

そして定期考査を受けてください。

スラスラ解けますから。

ホントですよ。

だって,解答が詳しくない問題集だと,10時間かけても1周できない可能性があります。

解き方が身につかずに時間切れで考査の日を迎えます。

解説を見ながら解法を身に着けていけば,10時間で3〜4周できるでしょう。

解ける状態になって定期考査を受けられます。


このような勉強法も「別系統」の一種です。

学校のやり方をバカ正直にやる必要は全くありません。


さらに良いことに,傍用問題集で無駄に演習するよりも,入試で必要な学力が養成されるので,模試の成績も断然よくなります。

最終的には入試で圧倒的に有利にはたらきます。


えっ?傍用問題集を解いたノートの提出を強いられるって?

ノート点があって,学校の教材をやれば加点されます。

学校の権威を保つための「あるある」です。

だから勇気がいるって言ったのです。

ノートを出さない勇気がある人は,ぜひお試しください。



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