[2019年6月15日]
今月の蛍雪時代は失敗を成功へつなぐ術
まあ,浪人を失敗というかどうかは意見の分かれるところです。
実際,今春に神大理学部に合格した生徒は現役時に教育大志望でした。
浪人して,教員になるには教育大出身である必要はなく,教員にもなれるし研究者にもなれる理学部をめざすことにしました。
浪人したことで,将来の可能性が広がったともいえます。
蛍雪時代に載っている先輩の失敗で,ありがちなのが「基礎的なところからやるべきだった」という失敗。
難関校志望の人ほど,難しい問題集に手を出してしまいます。
まだそのレベルでもないのに,難しすぎるのをやると,時間がかかりすぎて進みません。
急がばまわれということです。
ウチの塾では,結構基礎的なところからやらせていますよね。
あとは,試験中の失敗。
何かミスすると,それを引きずってしまって,全滅するパターン。
人間,完璧はないのですから,試験で少々ミスしてもあたりまえ。
そういうメンタル面でくずれてしまう人は,そもそも入試がわかっていないのです。
学力面だけを問われるのではなく,その日に向けて体調を整えるとか,メンタル面も含めての試験です。
試験当日に心身ともに万全にして,しかも学力もそれなりに高めておく必要があるのです。
受験生は,その点も考えてしっかりと準備していきましょう。
失敗は成功のもとと言いますが,そうできる人とできない人がいます。
何ごとも前向きにとらえて進むことが大切です。
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