尾崎塾
富田教室

[2019年7月7日]

落合VS山川

今日のNHKのスポーツニュースで落合さんと西武の山川選手の対談がありました。


テレビなので，収録の一部しか放映されていないのが残念でしたが，いろいろすごい話がなされていました。

当たり前のことなのですが，すごい成績を残した人は，すごい練習をしているのです。

それも，自分で考えて自分だけで練習をします。

誰かといっしょでなく，誰かに言われてでもなく，自分でというのがミソ。


プロ野球選手なのだから，野球の練習をたくさんしなければいけません。

山川選手は本拠の球場の近くに自宅を構えたそうです。

それを落合さんが聞いて，こいつはホンモノになれると思ったとか。

そういうものです。



仕事とプライベートは別とかいう風潮が世の中にあります。

そういう若い人が，プロスポーツ以外でも多くなっているのが非常に心配です。

どんな仕事でも，若いうちは，その仕事に没頭して，２４時間仕事中心に過ごす生活を最低５年はやるべきです。

今は，働き方改革とかいう，間違った方向に世の中が進んでいます。

過労死は働き過ぎで死ぬのではありません。

向いていない仕事をやるから死ぬのです。

もしも，働き過ぎて死ぬのなら，スポーツ選手なら優秀な選手から順番に死んでいくでしょう。


落合選手は現役時代，「練習嫌い」で有名でした。

それは，本人が「練習は嫌い」と言っていて，記者がそれを真に受けただけ。

好き嫌いと，量が多いかどうかは別なのです。

本来好きな練習を，嫌いになるほどたくさん練習していたとも考えられます。


幸い，勉強時間については，働き方改革のように制限時間はありません。

もっと勉強していいのに，まだまだ勉強時間が足りない人ばかりですね。

ウチの塾の夏期講習はたくさんやるように思うかもしれませんが，実は最大でも１日１４時間しか勉強しないのです。

まあ，塾以外で，自宅で自分で勉強する時間も大切ですから，有意義に過ごしてください。


繰り返しますが，受験生のみなさん，自分が思っているよりかなり勉強時間が足らないのですよ。

他の人がそんなにやっていないとか，そういう比較をしている時点でダメなのです。

自分に何が足りないかわかっているはずです。

その時間で足りるはずないでしょ？

そいう人にかぎって「間に合いますか？」という意味不明の質問をしてきます。

そんなん知りませんよ。

間に合うように頑張ればいいだけですから。

それはあなた次第です。

ただ，多くの場合，もし自分があなただったら間に合わせます。

それだけの量をやりますから。


夏期講習に参加する人は，「もし自分がその生徒ならこの勉強をこれだけやる」と考えて組んでいます。

以前，別系統の話を書きました。

講習以外の時間は，自分で別系統の勉強をやっていいのです。

そのつもりをしておきましょう。






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