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尾崎塾
富田教室

[2019年7月9日]

向きと不向き

一流大学に行くのが良しとされています。

一方で,一流大学に行ったからといって,幸せになるとは限らないとも言います。

そんな言葉を聞いて,一流大学に行ける実力があるのに行くのをやめる人がいるのでしょうか。

逆に,一流大学に行かなかったら幸せになるの?

ちゃんと考えて行動しましょう。


学力が高いから医学部を目指すという風潮があります。

大丈夫でしょうか?


こどもが好きだから教員を目指す人がいます。

大丈夫でしょうか?


先日来書いていますが,働き過ぎで過労死するのではありません。

向いてない仕事に就いて長時間苦痛にさらされるから死ぬのです。


とはいえ,中学生や高校生のうちに,自分の向いている仕事を判断するのは難しいものです。

場合によっては,後戻りになっても進路変更することも大切です。


大学に行ってから学部を変更する転部ということも可能です。

あるいは3年次に他の大学に編入する制度もあります。

もしくは中退して他の道に進むのもよいのです。


なりたい職業もなく,向き不向きがわからない人は,とりあえず大学をめざしてみたらよいと思います。

大学に入る実力があれば,大学に行くことが可能です。

大学に行くと,中学や高校と違って,もっといろいろな人と出会えます。

その中で,自分がどんな人間なのかがわかってくるので,職業は大学に入ってから考えても遅くありません。

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