[2019年7月10日]
英語が苦手な人は,とりあえず基本の文法をやりましょう。
中学3年生は,中1や中2の文法からきっちりと復習すること。
また,高校生は基本文型を理解することが近道です。
文型がわかれば,極端な話,単語がわからなくても訳せます。
ところで,文法とは別に,構文を覚えるというアプローチの仕方があります。
so 〜 that ・・・
as 〜 as ・・・
not only A but also B
などなど,このように書いてあればこのように訳すという決まりみたいなもの。
よく出題されるものに「被害構文」というのがあります。
I had my purse stolen.
わて,サイフ盗まれましてん。(←大阪弁丸出しでんがな!)
というように,被害に遭ったときの言い方。
My purse was stolen.でもよさそうです。
ですが,「このわてが盗まれたんやで」と言いたいから,主語をIにして,
I was stolen my purse.とするとダメなのです。
これだと,私という人間が盗まれた(誘拐?)ことになってしまいます。
そのようなミスを防ぐには,構文として,何か盗まれたような被害に遭ったときの言い方を覚えてしまうのが確実なのです。
ところで,歯を抜かれたときには,
I had my tooth pulled.
と言います。
確かに痛いし,「被害」と言えなくもないでしょうが,実際のところそれは「有益」な治療でしょう。
「被害構文」というのは微妙なネーミングですね。
あるいは「サイフ構文」という場合もあります。
このように,構文をたくさん頭に入れていくこともコツコツやっていきましょう。
【練習問題】 英訳せよ。「Clarissは心を盗まれました。」
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今日,梅垣先生がネットでサイフを物色していました。
だいたい,2〜3万円くらいのを見てましたね。
ちょっと前のネット情報で,サイフの値段の200倍が年収になるというのがあって,それを教えてあげました。
たぶん,今頃,5万円のサイフをさがしていると思います。
【練習問題の答】
Clariss was fascinated by Lupin the Third.