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尾崎塾
富田教室

[2019年7月19日]

冷静に見る

梅雨もそろそろ終盤ですが,やはり天気予報を見るのはやめましょう。

当たらないですから。

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その日の天気はその日にわかる。

明日のことはおろか,数時間先も怪しいものです。


という話を以前書きましたが,また同じ話です。

模試の判定の意味がわかっていないのもそうですし,当たる確率も低いことをわかっていないからどうしようもない。


塾に模試結果を持ってきてくれると,こちらは指導上の参考になります。

ですが,判定を見ているのではありません。

今,できないことを確認しているだけ。

入試の日にできるようになればいいのです。


あるあるですが,よい結果の時だけ塾に持ってきて,悪いときを見せない人がいます。

家でも?


塾で,自分を現実以上に良く見せても意味がないと思うのですが・・・

でも,家庭で成績を良く見せるのは意味があります。

サザエさんのカツオくんがよくやりますよね。

点数の悪いのは決して見せません。

すると,家庭が少なくともその時は平和です(笑)。


本人が,自分のできないところを把握していて,他人には良く見せるのはべつにかまいません。

ダメなのは,本人の実力がないのに,できないところを見ようとしないことです。

たとえば,英語の偏差値が44→48→45→52→47と変化したとしましょうか。

あなたの偏差値は?

52だと思ってしまう人が結構いるのです。

過去最高記録が自分の実力なのですか?

まあ,学力は上がる一方と思っていて,実際に右肩上がりだったら直近の偏差値が実力かもしれません。

普通は,上がったり下がったりします。

そして,その平均をとるのもイマイチです。

もっと,冷静に,たまたま勘が当たったとか,そういう偶然を省いて実力を見ないといけません。

ましてや,判定がAとかBとか,関係ないですからね。

入試は,当日にできるようになっていたらOKなのです。

途中の,模試は関係ありません。


そういうものに振り回されずに,コツコツと地力をアップしていきましょう。




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