[2019年7月25日]
今日,理系生徒に授業したのはサイエンスの本質にかかわる内容。
学校ではさらりと触れるかどうかも怪しい基本的な部分を,意外におろそかにしているから,いくら勉強しても得点力が伸びなかったりするのだ。
たとえば,理想気体の状態方程式で,温度は摂氏温度ではなく絶対温度で考えないといけない。
その理由を説明できますか?
おそらくほとんどの受験生は,ちゃんと説明できないけども,絶対温度を数値代入するという「やり方」だけ覚えているのだろう。
そういう勉強の仕方は実は入試では弱いのだ。
もっと本質的な部分を押さえておくことで,入試に耐えられるホンモノの学力が付くわけで,それを少しでも夏の間に伝授していこうと思っている。
一見遠回りのようで,実は根本的なベースを造ってから入試問題演習をやった方が,最後に伸びるはずなのだ。
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